2026/10/11 20:11

いつもありがとうございます。

実は、TETSUZANを始める前に
もう一つやろうとしていた事がありました。

それは「農業」
もともと鉄工所を継ぐつもりが全くなかった旦那。

でも、おじいちゃんが大切にしていた畑や田んぼのことは、ずっと気になっていたようでした。
そしてある日、突然

「俺、水耕栽培やる!」
と言い出したのです。

「とりあえずやってみよう!」精神な私は
その日のうちに水耕栽培の見学ができる場所を見つけ、すぐに日程を決めました。

ちょうどその前日、たまたま農業をやっている友達と久しぶりに食事に行くことに。
「こんなタイミングで会うなんて」とワクワクしていた私たち。

でも、そこで私たちの話を聞いた友達は即座に
「農業なめたらあかん!」
と一喝。

「そもそも鉄工所どうするんや」
「あんな機械があるのに使わへんなんて宝の持ち腐れや!」
「お前はモノづくり好きやんけ!何でやらへんねん!」

…と、真剣に言ってくれました。

それでも私たち夫婦は「自分たちで納得するまでは諦められない」性格。
翌日、水耕栽培の見学へ行きました。

そこでは、農業の大変さや収益のリアルなところまで、細かく教えてもらいました。
見学も無事終了した帰り道
車内では、旦那がずっと無言。

沈黙が続いていました。

私は「何か考えてるんやろうな~。まあ、ほっとこ~」くらいにしか思っていませんでした。

でも、突然、旦那がポツリと
「俺、昨日のアイツの言葉がずっと頭に引っかかってるねん」
「俺って何で鉄工をやろうとしてないんやろ?」
「家出した時から、鉄工から無理矢理離れようとしてただけかも」
「実は俺この前、溶接やった時、めっちゃ面白かってん」

その時、私の中で「これや!!」と確信。

「よし!それならすぐにやろう!」
「まずはブランド名とインスタ開設して名刺も作ろう!」

帰りの車では大盛り上がり。
旦那は「何を創るか」のアイデアが止まらなく
私はブランド名候補とロゴをどんどん考える。

そして、家に着く数分前
「山中鉄工なんやから、鉄と山でTETSUZAN(テツザン)良いやん!」

モノづくりで頭がいっぱいだった旦那は
「いいやん」
と、即決。
「じゃ決定な!」

帰宅後すぐにロゴを作り、インスタを開設しました。
…後日、旦那からまさかの一言。

「TETSUZANって名前、ちょっと嫌やった」

えっ!?嘘やろ!?と驚いたけど(笑)

今となってはお客様から「覚えやすい」とか「かっこいい」とか言ってもらえて
この名前にして本当に良かったと思っています。

そして、TETSUZANを始めるきっかけをくれた友達は
ブランドを立ち上げてすぐに注文をしてくれて
いろんな人をつなげてくれました。

今でも私たちに仕事を作ろうとしてくれる、大切な存在です。

そんな支えがあったからこそ、今のTETSUZANがあります。